株式会社パソナグループ（本社：東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之）は、イタリア政府とのパートナーシップ契約を締結しました。この契約に基づき、2025年に開催される大阪・関西万博および関西地域での音楽や舞台芸術を通じたイタリア文化・芸術の発信を行います。
大阪・関西万博イタリア館での活動概要
パソナグループは、大阪・関西万博のイタリアパビリオン内「イタリア館劇場」において、会期中（2025年4月13日～10月13日）の全184日間、音楽や舞台芸術のライブパフォーマンスを企画・運営します。出演アーティストには、イタリア各州の若手アーティストやイタリア芸術・音楽高等教育機関（AFAM）の代表者が招かれるほか、パソナグループが運営する「アワジオペラカンパニー」や「音楽島」のメンバーも参加します。
イタリア文化の発信と日本との連携
本プロジェクトでは、イタリア文化の象徴であるオペラなどの舞台芸術を通じて、関西地域を中心とした日本文化機関との連携強化を目指します。また、ユネスコ無形文化遺産に登録されているイタリアの伝統的な音楽文化の認知拡大を図ります。
代表者のコメント
イタリア館コミッショナー ジェネラルマリオ・ヴァッターニ大使は、「パソナグループの文化的ネットワークは、私たちの目標である芸術と音楽を通じた個人の成長に貢献します」と述べています。また、南部靖之代表は、「イタリア文化を通じて心豊かな社会を実現することを目指す」とコメントしました。
イタリアパビリオンについて
イタリアパビリオンは、個人の価値を中心に据えた人文主義的使命をテーマに設計されており、「芸術は生命を再生する」というメッセージを発信します。設計はStudio MCA – Mario Cucinella Architectsが手掛けています。
本プロジェクトは、ローマ教皇庁と万博のコラボレーションの一環でもあり、イタリアと日本の文化交流を深める重要な機会となります。
プロジェクト責任者 藤井泰子 プロフィール
広島県出身ソプラノ歌手。日本オペラ振興会にてオペラを研鑽しボローニャル王立音楽アカデミーに留学したのち、ローマ歌劇場オペラコーチ“ジョセフ・ジャルディーナ”のもとで修行。イタリアをはじめとする国際舞台で数々の主演を務め、現在では淡路島を拠点に活動する。イタリアで高い人気を誇るテレビ番組「Avanti un altro!」などに出演。パソナグループ所属「アワジオペラカンパニー」監修。大阪・関西万博イタリアパビリオンアンバサダー。
Aubergeフレンチの森で4月28日、29日にオペライベントを開催
オーベルジュ フレンチの森の「Grand Baobab」で、オペラを鑑賞しながら優雅にフランス料理をご堪能いただけるイベント『エッセンツァ・オペラシリーズⅢ 蝶々夫人』を4月28日(月)・29日(火)に開催いたします。
オペラ＆ディナーイベント『エッセンツァ・オペラシリーズⅢ 蝶々夫人』
本イベントでは、世界に感動を与え続ける長崎を舞台にした愛の悲劇オペラ『蝶々夫人』を上演いたします。『蝶々夫人』は、アメリカ海軍師と日本人女性の悲恋を描いた物語。
西洋と東洋の文化が交錯する中、純粋な愛に生きた女性の姿を打つ名作を、イタリアで絶大な人気を誇るオペラ歌手の藤井泰子氏らがオペラで表現します。
今回はわかりやすく凝縮したハイライト版での上演。オペラが初めての方でもお愉しみ頂ける内容となっております。
食事は、素材をシンプルに味わうイタリア料理の基本的な考えを踏襲し、滋味深い淡路島の食材を活かした創作フレンチコースをご堪能いただけます。淡路島の春の旬食材を使用した魚料理や、淡路牛を使用したメイン料理など、淡路島の春を感じていただけるコース料理をお届いたします。
また、ソムリエが選りすぐる様々な種類のワインもご用意しており、オペラとフランス料理、ワインが三位一体となった特別なひと時をお過ごしいただけます。
日程：4月28日（月）、29日（火・祝）
時間：16：00 開場、16：30 第一幕、17：30 第二幕、18：30料理開始
料金：15,000円／名（税込）
演目：19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したイタリアの作曲家“ジャコモ・プッチーニ”作曲「蝶々夫人」
