関空商談会に参加しました｜訪日外国人のニーズとは

ホテル日航関西空港にて関西観光本部様と関西エアポート様主催の関空旅行商談会が開催されました。

インバウンド市場拡大のための課題とは

2023年8月24日に関空旅行商談会がホテル日航関西空港で開催されました。

関西のランドオペレーターと関西の３地域からDMO・観光事業者が集まり、それぞれの地域のプレゼンテーションを実施しました。

第一部では、開会の挨拶として関西観光本部様よりインバウンドの現況や今後の拡大に向けての課題などのお話がありました。また、課題解決のための大きな取り組みとして、関西エアポート様より空港の国際線エリアの大規模リニューアルの詳細説明も行われました。

今回は、インバウンド市場の現況や課題、ランドオペレーターからのご要望を交えて、商談会の様子をご紹介いたします。

ー目次ー

1．インバウンド市場の現況と課題とは
1-1．現況と課題
1-2．関西国際空港の取り組み

2．国内外から多くの人が訪れる 淡路島の魅力
2-1．淡路島の概要
2-2．京阪神で大人気

3．ランドオペレーターに聞く、訪日外国人のニーズ
3-1．教育旅行ニーズ
3-2．アフターMICEニーズ

4．淡路島西海岸で訪日外国人に人気のコンテンツ
4-1．クールジャパンとして人気の漫画・アニメを体感する『ニジゲンノモリ』
4-2．日本の”カワイイ文化”の代表格ハローキティ施設
4-3．全く新しいZEN体験『禅坊 靖寧（ぜんぼうせいねい）』

5．資料ダウンロード、資料請求、問い合わせについて

インバウンド市場の現況と課題とは

インバウンドの現況

第一部では、関西観光本部よりJNTO発表データに基づいたインバウンドの現況が報告されました。

7月度の訪日外国人客数は230万人を超え、コロナ以前の2019年度同月の8割程度までに回復しました。また、日本への旅行制限がかかっていた中国を除くと103％と、2019年7月の実績を上回りました。

中国の渡航制限も大幅に緩和されたこれからは、加速度的にインバウンド市場が回復すると見られます。

（JNTO発表：訪日外客数 2023年7月推計値）

インバウンドの課題とは

インバウンドが順調に回復する一方で、受け入れ体制が最も大きな課題であると言われています。

宿泊施設や飲食店など、観光関連事業者の人手不足や多言語対応が可能な人材の確保が難しいことが真っ先に挙げられます。また、観光地の住民心理にも配慮し、安全な受け入れ体制の整備が必要です。

関西国際空港第一ターミナルリニューアル

関西国際空港がインバウンド市場拡大に向けての取り組みをスタートしていることも紹介されました。

関西国際空港では第一ターミナル 国際線出発エリアのリニューアルを実施しています。

ウォークスルー型の免税店の他、新たなコンセプトのプラザエリアと4つのMoodエリアを展開し、ご利用客に新たな旅の体験を提供するとのことでした。

関西観光のゲートウェイとしてのキャパシティ拡大と旅客体験の向上を目指したこの取り組みは、これまで以上に多くの訪日外国人が関西国際空港を利用する2025年の大阪・関西万博に合わせたグランドオープンを予定されています。

関西のDMOや私たち観光事業者も、来る2025年に向けて、より魅力的な観光コンテンツの開発と受け入れ体制の整備に、一丸となっていく必要があります。

国内外から多くの人が訪れる 淡路島の魅力

関西観光の重点地域として、3つの団体より観光プレゼンテーションが行われ、淡路島からは淡路島観光協会が淡路島の魅力を存分にPRされました。

淡路島の概要

淡路島は瀬戸内海最大の島で、グアム島とほぼ同じ大きさです。

日本最古の書物「古事記」に伊弉諾尊（いざなぎのみこと）と伊弉冉尊（いざなみのみこと）の二柱の神による「国生み神話」が書かれ、日本最初に生み出された島が淡路島とされています。

また淡路島は離島ですが、関西国際空港からは2時間弱、神戸からは約35分と、関西観光の周遊地としても非常に便利であることも合わせてPRされました。

京阪神で大人気

近年関西で大人気の淡路島は、全国区でも「島旅」一位に選ばれました。

2022年『じゃらん』掲載の「もう一度行きたい島旅」ランキングにて、淡路島は堂々の一位を獲得しました。

【アンケート調査概要】インターネット調査／

【アンケート調査概要】インターネット調査／調査時期：2022年2月18日（金）～22日（火）／調査対象：全国在住20代～50代／有効回答数：1,531名／複数回答（選択肢の中から3つまで選択。もう一度行きたいと思う島があると回答した人をベースに集計）

淡路島は関西圏からのアクセスも便利な人気の一大リゾート地で、絶景・温泉・グルメが豊富です。さらに旅館やホテル、グランピング施設と、遊びと癒しのスポットが充実し、アクティブ派もリラックス派もどちらも楽しめるスポットです。近年は新たにオープンした話題スポットも多く、より魅力が増したことも人気の後押しとなったのではないでしょうか。

ランドオペレーターに聞く、訪日外国人のニーズ

訪日団体旅行では定番のゴールデンコースだけではない地域の隠れた魅力を求めていたり、旅行の目的ごとに様々なニーズがあります。

教育旅行ニーズ

台湾やシンガポールの教育旅行を担当されているバイヤーさんのお話しでは、単なるアクティビティではなく、淡路島ならではの体験や、チームビルディング要素の強いコンテンツを求めているとのことでした。私たちからはニジゲンノモリのチームビルディングプランや、淡路島テロワール農業体験をご紹介させて頂きました。

アフターMICEニーズ

淡路島には夢舞台に国際会議場があります。また、神戸国際会議場からもアクセス便利なことから、アフターMICEに利用できるコンテンツも期待されています。唯一無二のユニークな施設「禅坊 靖寧（ぜんぼうせいねい）」や、貸し切りパーティーにも最適な「HELLO KITTY SHOW BOX」などがお勧めできます。

今回の商談会は、淡路島観光協会さん、南淡路ロイヤルホテルさんと一緒に参加しました。

淡路島西海岸で訪日外国人に人気のコンテンツ

インバウンド解禁以降、淡路島西海岸にも多くの訪日外国人客が訪れていただいています。

中でも特に人気のコンテンツを３つご紹介します。

• アニメパーク　ニジゲンノモリ
• ハローキティ施設
• 禅坊 靖寧

クールジャパンとして人気の漫画・アニメを体感する『ニジゲンノモリ』

淡路島西海岸で訪日外国人に大人気のアニメパーク ニジゲンノモリ。

大人気アニメNARUTOとBORUTOの世界観を再現した「NARUTO＆BORUTO忍里～SHINOBIZATO～」をはじめ、ハリウッド映画にも登場したことからアメリカ人に特に人気がある「ゴジラ迎撃作戦」など、毎日多くの外国人がニジゲンノモリを楽しんで頂いています。

ニジゲンノモリでのお楽しみはアトラクションだけではありません。ここでしか買えないオリジナルグッズやコラボフードも大人気です。

ニジゲンノモリでは、アトラクションやパンフレットの多言語表記はもちろんのこと、外国人客が多いアトラクションには英語が可能なスタッフを配置するなど、最大限のおもてなしを心掛けています。

ニジゲンノモリ団体プログラムはこちら

日本の”カワイイ文化”の代表格ハローキティ施設

淡路島西海岸には、メディアアート＆レストラン「HELLO KITTY SMILE」と、ハローキティのショーやヴィーガン料理が楽しめる「HELLO KITTY SHOW BOX」、そして世界最大の”ハローキティのおうち”「HELLO KITTY APPLE HOUSE」があります。

世界中で愛されるハローキティの世界観を、グルメやショー、グリーティング、ショッピングなどで１日中満喫できる『HELLO KITTY APPLE LAND』を是非お楽しみください。

HELLO KITTY SMILE団体プランはこちら

全く新しいZEN体験『禅坊 靖寧（ぜんぼうせいねい）』

東経135°、淡路島の大自然の中で自分と向き合うZEN リトリート施設「禅坊 靖寧（ぜんぼうせいねい）」では、心地よい風と小鳥の囀りに包み込まれるようなZENデッキでのZEN Wellness、動物性由来のものや油、小麦を使わない禅坊料理、ZEN書、ZEN茶、ZEN香などを楽しめる、全く新しいZEN体験ができます。

禅坊 靖寧（ぜんぼうせいねい）団体プランはこちら